法人カードを持っているといい6個の理由

会社経営者、個人事業主が法人カードを持っておくべき7個の理由

なぜ法人カードを持つ必要があるのか?
そういった疑問を抱いている方は少なくないと思います。

現金決済や個人用クレジットカードで不便していない場合は、法人用のクレジットカードにメリットを感じないと考えてしまうのも、無理はないかもしれません。

しかし、法人カードには、想定していなかったような活用方法やメリットがたくさんあるのです。

事業をもっと伸ばしていきたいとお考えならば知っておきたい、法人カードのいい点について、6個紹介したいと思います。

 

1.本来、個人カードでの事業費決済はNGである

まず大前提として、個人のクレジットカードを、仕事で使うのは、本来NGです。

個人カードというのはあくまでも、
「個人的な用途で使用する」
という前置きを前提に、契約時の審査がされているためです。

また、カード会社によっては、規約で個人用カードを人以外の用途に利用することを禁止している場合もありますので、注意しましょう。

しかし、法人カードを利用すれば、このような規約に抵触することはまずありませんし、安心して利用ができます。
この「安心感」は何事にも変えられないメリットとなります。

 

2.現金精算よりも業務効率が良い

経費精算において、現金精算のほうが安心だと思っていませんか?
実は、法人カードでの精算のほうが、安心ですし、業務効率が良いのです。

法人カードで決済すると、インターネットから時系列でチェックができます。

つまり、いつ・誰が・何に使ったのかがすぐにわかるので、会計処理の時間を大幅に減らすことが可能になります。
さらに、クレジット会社の明細で一元管理できるので、社員から経費精算の資料を作ってもらったりする必要もなくなります。

また、法人カードにはクラウド会計ソフトと連携しているものもあります。

こういったものを活用することで、明細の項目を仕分けしたり、カード決済のデータをCSV形式(Excelにそのまま貼り付けられる形)でダウンロードしたりも出来るのです。

 

3.経理処理がとても楽になる

業務効率にも繋がりますが、法人カードを活用すると、カード決済分が経費として落としやすくなります。

また現金精算では必ず発生するレシートや領収書管理の手間も省けます。
また、紙の領収書の紛失のリスクも減るため、金銭トラブルの防止にもつながります。

万が一、領収書をなくしてしまった、という場合でも明細書を見れば一目瞭然、誰が何に使ったかがすぐにわかります。
また、現金決済をすると必要だった書面発行や経理担当者の確認などの業務コストを削減できます。

 

4.出張時の仕事や、休憩に便利

出張が多い営業の方にお勧めなのが、法人カードです。
法人カードの特典である、航空ラウンジサービスや手荷物無料配送サービスを利用すれば、出張時の負担を減らすことが出来ます。

たとえば、空港での待機時間に、普通のスペースで椅子に座ってパソコンをするよりも、ラウンジサービスを利用したほうが疲れもないですし、仕事もはかどりますよね。なんとなくオシャレな感じもします。

法人カードの付帯サービスで、プライオリティ・パスが付帯している法人カードを活用することで、軽食や飲み物が楽しめる会員制ラウンジなどで待ち時間をゆったりと過ごすことが出来ます。

もちろん、会員制航空ラウンジには観光客が少ないので騒がしくなりにくく、待機時間にパソコンを開いたり、本を読むなど、便利です。

また、手荷物配送サービスを利用することで、帰りに多くなってしまった荷物を空港から自宅に送ってもらうことも出来ます。
身軽に帰路につくことができます。

 

5.福利厚生サービスの活用

法人カードの福利厚生サービスが付帯するものもあります。

休日の空いた時間などに通常は月額料金でしか利用できないような民間のジムを都度払いで利用したり、レストランなど様々な場面で優待や割引を受けることが出来ます。

特典を上手に活用して休みの日もお得にすごせるのはうれしいですね。

 

6.経費と生活維持費をしっかり区別することが出来る

個人カードと別に法人カードを持つことで事業費と生活維持費をしっかりと区別して管理できるのも大きなメリットです。

事業費を個人用クレジットカードで支払っていると、あれもこれも経費で落とそうと言った甘い気持ちになってしまうかもしれません。

たしかに経費で落とせることもありますが、そもそもそれがお金の無駄遣いになってしまっている可能性も高いです。
法人カードを持つことで、これは経費で落とすために法人カードを使って支払おうという気になるので無駄遣いを減らすことが出来ます。

さらに、明細に記載されるのは事業費として決済した項目のみです。
一目見れば全て記入されていますので、プライベートでの利用分と区別する手間が省けます。

 

7.ポイントで経費の削減

会社の経費は、個人に比べると大きいですよね。
法人カードも、個人カードと同じようにポイントがつくカードが多いです。

ポイントを貯めることで、交通費や買い物などの経費の削減になります。

会社の経費は大きいですから、
「気づかないうちに、ポイントがこんなに溜まってたんだ・・・(喜)」
なんてこともあるかもしれません。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

他にも法人カードを利用することでの隠れたメリットはあるかもしれませんが、おおまかにこの7点に集約されると思います。

現金精算では受け取れないメリットが多数の法人カード。ぜひ検討してみてくださいね。